セイコーのリングウォッチ(SEIKO指輪時計)
私の宝物を一つご紹介します。
日本の時計メーカーSEIKO(セイコー)が、たった13年ほどの期間だけ製造した指輪型の時計があります。
1つ1つにシリアルナンバーが刻印されており製造時期がわかります。
このリングウォッチが作られた時、私はまだ産まれていませんでした。
手に入れたのはアンティーク品として。
40年近く昔に作られた物とは思えないほどピカピカと光っておりましたし、正しく時を刻んでいました。前の持ち主はさぞこの時計を大切にしたのだろうなぁ、と感動したことをよく覚えています。昭和平成を生きてきたこの時計はどんな人物の元にあったのか…想像するのも楽しいものです。
温かみのあるゴールドで軽く手になじみ、カットガラスがキラキラとしてアクセサリーとしても気に入っています。愛用しているネックレスも少しアンティークの雰囲気ですので統一感があります。
このリングウォッチ、私にとっては初めて使う機械式(手巻式)の時計です。
現在、主流となっているクォーツの時計はいつでも正しい時間を示してくれます。電池を交換する手間があること位が欠点でしょう。
一方、この機械式の手巻き時計は、1日に1回ゼンマイを巻き上げる必要があります。そうしないと止まってしまいます。そして、数年おきにオーバーホールという分解メンテナンスで数万円かかるのは大きな欠点かもしれません。普通の時計なら1000円で電池交換すればいいだけですので…。防水面でも気を付けなければなりません。
しかし、面倒ながらも愛着が持てる、電池交換をしなくても良い、きちんとメンテナンスすれば長年使えるという利点があります。何十年もの間、電気的な力を使わずに時を刻む仕組みにもロマンがあります。この時計を手に入れて、時計の仕組みに興味がでたものです。
リングウォッチについてよくまとまっているページがありましたのでリンクいたします。
セイコー リングウォッチ-特別な日に身に付けたい日本製アンティーク時計
他にもこのようなデザインがあるようです。
限られた期間に作られた貴重なモノとして、大事に大事にゼンマイを巻き、毎日身に着けていようと思います。
SEIKO
ゴールド
(おまけ)
また後日ご紹介しますが、リングウォッチを外出先で急に外す必要がある時はジョルジオフェドンのケース(下記)に収納しています。非防水で繊細な機械式時計ですので丁重に扱っています。リングウォッチを入れてない普段はコインケースとして使っています。リングウォッチが入るとコインは追い出されます(笑)
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